革に魅せられて

栃木産のベジタブルタンニンレザー

オイル具合、固さ具合、艶感、仕上がり感

やっぱり好きなんでよね

このタンナーさんともそしてこのヘビータンニンレザーとも

10年お付き合いさせてもらってます

こうやってベーシックで変わらず良いものを

魂込めて作ってくれてるタンナーさんがいて

私達の仕事があるんだから感謝です!

先日もこの革の卸業者さんとお話してて

最近タンナーも昔のように枚数作らなくなったとのこと

数を減して確実に売れるようにしている

価格は少し上がってる

でも安いタンニンレザーもあるよとのこと

価格を聞くとビックリ!

えっどうしてそんなに安いの?って聞くと

お客さんの需要に合わせて色々と工夫してるから…

鞣しの方法を聞いてみると

ドラムに入れてタンニン入れて2〜3日で完成!


絶句…


Natural-mindで使わせてもらってるベジタブルベビータンニンは

その10倍以上の時間をかけて作られてる

160ものプール状になった木層ピットの中で

濃度の薄いタンニンから濃いタンニンへと移されて行き

その後のいくつもの行程を経て完成される

全く異なる行程だ

どこまでエンドユーザーにその「具合」が伝わるのかは分かりませんが

私が扱いたい革はやはりタンナー革職人の気持ちが伝わるもの

そういった魂革を使って

これからも将来に残る革個者を作り続けてゆきたい


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