長財布

一人一人の「こう使いたい」
それを実現する為の仕事「革職人」
お客様の話を良く聞き
最小限の構造で最大限の使い易さを
どう引き出すかを考える
全て取り入れる感覚より
消去法的発想でのご提案
イメージは膨らむけど
それを作品に落とし込む時に
削ぎ落とす感じ…
それでお客様はスッキリされるのです
僕もそうですが
最初は欲張るものです
でもよくよく考えていくと
ここは必要ここは要らないかぁと
まとまっていくものなんです
それを僕は16年やってきておりますので
漠然としてイメージだけもって
安心してやってきてくださいませ
キチッと決めて来られる方は
ほとんど居りませんので


そして今回の長財布も
お客様の長年の「こうしたい」を
形にさせて頂きました
お客様のイメージは話をすると
ある程度まとまってきます
でもその後「ちょっと待てよ」
って事もあるのです
勿論製作が始まるまでは
仕様変更は全く問題ありません
ご希望の方には型紙製作前に
お電話差し上げることも可能です
その時に心変わりがなければ製作へ
もう一度確認されたければ
ご遠慮なく来ていただければと思います

一つのものを製作する時は
流れ作業的作業は一つもありません
常に「本気」で取り組みます
だからオーダーされた方にも
喜んで頂きたいっていう希望もあります

だから「言いたいけど言いにくい」
っていう状況は絶対に作りたくありません
遠慮なく言ってくださいませ

あれ…かなり脱線しましたが
今回の財布はいかがでしょう?
小銭入れ部分は上に大きく開くタイプ
「大き過ぎ」?
いえいえこれが大は小を兼ねるのです
カードケースはカテゴリー分けタイプ
あと3札くらの通帳スペースと
印鑑スペースを設けたのが特徴

使い易さは人それぞれなので
使い手の中で育ってくれれば嬉しいです
オーダーありがとうございました







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