息子よ
中学生になるにあたり何かチャレンジさせたかった
それは何でもよかったのだが、私が自転車に乗ることもあり
これまで走ったこともない距離を走ってみることにした
竹原から三原〜尾道まで走りしまなみ街道へ
向島〜因島までの道のり約70キロを走った
今回はアップダウンに加え強風に見舞われなかなか前に進めない
その間何度も「どうや、きついじゃろ」と聞く父
「ん〜大丈夫よ〜」と答える息子
しばらくたって「ボチボチきついじゃろ〜」と聞く父
「ん〜まだ大丈夫よ〜」と答える息子
ついに父親爆発「わしがきついんじゃい」
そしてついに↓……限界です
そしてどうにかこうにかホテルまでたどり着きました
このホテル景色を売りにしているので
当然最後は…まさかの超ロングな登り坂
神様は困難を与えられた
でもこれには息子もヘトヘトに…うしし
根性の悪い親父ですが、超達成感!!
その日のお風呂上がりに見た夜景は格別でした
翌日は二人ともお尻が痛くなり立ちコギ状態
因島〜生口島〜大三島と渡りました
大三島では大山祇神社にお参り
とんでもなく無骨に立つ優しい大先輩
2600歳になられるそうです
大三島から竹原までは船で渡り
残りは竹原をラストフィニッシュ
どうにか、こうにか二日目の50キロを走り帰路につきました
かみさんの実家で夕飯をご馳走になりながら
なんとも誇らしげな息子の表情が頼もしくも見えました
めでたし めでたし
そして翌日…なんともない体の息子を横目に
身体中の痛みを隠すのに精一杯のおじさんが一人…(泣)